視力低下の原因はいろいろあるそうですが、近くのものを長時間見る生活が多くなった昨今、近視の方の数は急増。メガネが開発された後、コンタクトが日常生活の必需品になり、最近はレーシックという手術で視力を矯正する方々が増えてきました。あなたは、どの方法で視力を矯正しますか?

レンズによる視力矯正

メガネ
レンズの汚れや度数により左右の差が出たり、非常に強い近視は矯正しきれないなどの問題はあるが、手入れが少なくリスクが最も少ない治療法

コンタクトレンズ
材質によりソフトとハードに分けられ、最近は使い捨てコンタクトが普及。毎日使い捨てコンタクト以外のレンズは毎日のケアが必要。

手術による視力矯正

レーシック
目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術。手術後の合併症なども起こり得るものの、痛みや回復などの面では非常に優れている。

その他の手術
RK・PRK・ICR・有水晶体眼内レンズ・ラセック・エピレーシック・CKなど

 

龍ヶ崎にある、坂西眼科医院の坂西先生にお話を伺いました。

こちらの病院は、メガネ・コンタクトの販売を併設店舗で行っていて、視力矯正に幅広く応えてくれる眼科です。その中でもレーシックによる視力矯正や、CKと言われる老眼治療が最近増えていると聞きました。早速取材に伺うと、坂西先生は、マイナス点も包み隠さずお話して下さいました!

坂西眼科医院

レーシックよりもコンタクトの方が失明の率が高い?

コンタクトレンズ

先生の口から飛び出すことばの数々には衝撃を覚えます。私自身コンタクト歴が長い上に、取扱いや検査に関しての意識は低かったので…(反省)。レーシックは怖いな…と思っていたのですが、実際はコンタクトの方がトラブルは多いのだとか…。「コンタクトも視力矯正にはとっても便利なんですが、医療用具ですからね。3,4か月に1回は眼科医に見せて下さい。」眼科医の処方なしでカラーコンタクトが買えた頃、コンタクトによる目のトラブルが急増。失明は人ごとじゃありません。生涯を通じて比較してみると、コンタクトレンズ使用者の方が失明率は高いのだそうです。いくら視力が落ちていても、目が見えるっていうのは当り前じゃないんですね!

コンタクトは便利だけど医療用具。正しい取扱いを。

メガネはちょっと面倒くさいけど、それ自身がひどく悪影響ということはありません。しかし、視力が低下したときは病気の可能性もあるんです!一度は眼科で見てもらった方がいいですね。また、コンタクトは定期的な検査はもちろん、書いてある取り扱いをとにかく守ることです。寝るときは外すとか、一日使い捨てを何日も使用したりしないとか、実際に手間で出来ない…と思う方はメガネかレーシックを検討してみた方がいいかもしれません。コンタクトはとにかく正しい使い方を!大事な眼です。何かあってからでは悔やんでも悔やみきれません!

診療室内1

近年急増!手軽で安いレーシックによるトラブルが急増!

診療室内2

「レーシックの手術は絶対に眼科専門医でしてもらって下さい。金額ではありません。一生を左右する手術です。手軽さにだまされてはいけません。」レーシックは眼科医でなくても、医師免許があれば手術しても法律的には問題になりません。そこで、経験の浅い医者が安い金額で手軽なレーシックをうたい文句に、手術をしてしまう例が増えています。調べると、マイナス面をあまり教えてくれなかった、その後のフォローをしてくれない、手術のミスを自分のせいにされたなどなど、レーシック難民と言われる方がたくさんいることが分かりました。「眼科専門医から言わせれば、あんなのインチキですね。眼科専門医が行ったレーシック手術で失明したという例は1件もありませんよ。」と言い切れるほどの自信です。

レーシックについて詳しく聞いてみました。

レーシックは誰でも受けられるのですか?

「まずは、20歳以上の方。そして、近視、乱視以外に目に疾患のない方です。角膜が薄すぎる方もレーシックはできません。そういった方には、ラセックやエピレーシック、PRKといった違う方法があります。」自己申告ではなくもちろん眼の検査をしてのこと。また、その方の仕事など生活様式もきちんと考慮します。「パソコンの仕事が多いとか、老眼と近視の兼ね合いなど、どういう風に見えるようになりたいのかを話し合うことも大事です。また、絶対に1.0以上でなくては、という方にはお勧めできません。レーシックには過矯正や低矯正はつきものです。十分に医師と話し合わないと後悔することになってしまいます。」

医院内

手術は怖いっていうイメージがあるのですが…

手術1

「みなさんそうでしょう。でも痛みはほとんどありません。目っていうのはとても麻酔が効きやすいので、手術をしている「感じ」はあっても、痛みはないと皆さん言いますね。」 手術の時間は15分程度で終了!入院の必要はなく、翌日から裸眼で見える方も多いそうです!しかし、手軽なものではありません。手術前には多岐にわたる検査が行われ、コンタクトは1〜3週間外しておく必要があったり、帰りの車の運転はダメ、手術後は眼の周りの化粧は避ける、定期検査、などなどたくさんの注意事項があります。手術は怖くありません。約束を守れるか、その約束事を医者が説明してくれるかに重点を置いた方がよさそうです。

失敗の可能性はどれくらいなんですか?

「もちろんリスクはありますが、実績ある眼科医が正しく行う限り少なくとも視力に大きな影響を与えるような合併症が起こることはまずありません。うちの病院で行った最近1000眼の統計では、93%の方が1.0以上になりました。もちろん失明などは1件もありません。」レーシックによるリスクは、まず矯正不良・過矯正、夜間のまぶしさ、感染症、視力低下、術後乱視、ドライアイ、炎症など多数ありますが、このほとんどは想定されるリスクだそうです。時間の経過、薬の処方でもとにもどるものが多く、つまりはこのリスクの説明を医師が行い、その後もきちんと対処してくれるのかこれが重要です。

手術2

料金はいくらかかるのでしょうか?

医療器械

「当院の場合ですと、両目同時の手術と手術前検査・手術後3ヶ月の検査、そして薬代で231,000円です。また6ヶ月以内の再手術は無料です。」一昔前に比べてずいぶん安くなりましたよね!ただ、レーシックの機械は非常に高価で、維持していくのにもお金がかかります。また、保険は効きませんが、生命保険によっては保険金が出る場合もあるそうです。「レーシックは価格競争しているクリニックが多数ありますから、価格が安いところに安易に流されないようにして欲しいです。信頼できる医師を選ぶようにして下さい。」

正しい眼科の選び方を伺いました

「特にレーシックの場合はまず眼科選びが重要です。最近、眼科医ではない施設で検査の判断を間違え、トラブルになるケースも多くなりました。それをなくすためには、インフォームド・コンセントが大事です。これは、医師の説明を十分に受けてそれに同意するということです。患者さんご自身も正しい知識を持ち、信頼できる眼科専門医を選択して欲しいです。」坂西先生は、ご自身のホームページでも危険性やマイナスな点をすべて公開しています。坂西先生ありがとうございました!

坂西眼科医院の詳細はこちら

http://www.sakanishiganka.com/

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